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小切開・全切開
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 基本的には重瞼術(じゅうけんじゅつ=ふたえ瞼)は埋没法で対応する事が多い事は説明をしましたが、脂肪が多く埋没法が適応できないケースや、埋没法を行っても2度以上、糸が緩んでしまう方では皮膚を「切開」する方法を選択肢としていただく必要があります。

 皮膚を切開するだけでは二重になりません。 皮膚の下の結合組織や脂肪などの一部取り除き、皮膚と瞼板(けんばん)※瞼をひっくり返すとでてくる軟骨組織です。 或いは挙筋を連結することで皮膚と瞼板が癒着するように処置します。 瞼を上げ下げする筋肉である眼輪筋の更に深層部にある脂肪を同時に除去することで瞼のすっきりした感じが出易くなります。
 切開術を行っても二重のラインがぼやけてしまう事もあり得ますが、それはこの癒着が上手く行われていないからです。
小切開法
 小切開法は埋没法と全切開法の中間的な重瞼術で 希望の二重のラインの上を4〜8mm程度切開します。 埋没法と比べ更にくっきりした二重にすることができますが、それでいても自然な感じであることが可能です。  所要時間は40分、抜糸は5日後となります。
全切開法

 全切開法では希望の二重のラインの上を20〜25mm前後に及び切開します。 目を大きくする工夫を行うケースでは眼瞼挙筋を少し短縮してやり、同時に脂肪を除去します。
並行型の二重のラインを作る際や、瞼が非常に腫れぼったいケース、非常に細かいラインのリクエストがある場合に用います。 所要時間は60分、抜糸は5日後となります。

脱脂
 これら小・全切開法を用いる際は脂肪を除去することが大半ですが、この脂肪は脂肪吸引のようにカニューレを用いて吸い取るのではなく、眼窩中隔(orbital septum)に小さい切れ目を入れて「むにゅっ」という感じで優しく押し出しています。 結構な大きさの一つの塊のようにでてきますので、そのまま除去します。
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