Contents
■ 腋臭症(わきが)
■トップページへ
● 美容形成
● 二重まぶた
● 豊胸
● 小ジワ・表情ジワ
● ボトックス(応用編)
● 鼻
● フェイスリフト
● 脂肪注入
● 脂肪吸引・溶解
● 腋臭症(ワキガ)
● 婦人科形成
● 骨格形成(骨切り)
● 価格表

 「匂いが気になって高校時代は帰宅部でした・・・」好きな部活動を諦めてしまう程に消極的になってしまった人の談話でしたが何故かずっと記憶に残っています。同じ様な事例は将来においても云えるものです、この先も一生悩むのであれば精神的にも不健康ですので思い切ることも必要だと思います。

 腋臭症(ワキガ)は病気だ、とも言われますが当院では病気とは考えていません。匂いの原因は主としてアポクリン腺と言われる汗の腺や皮脂腺などの分泌物が分解して匂いが発生すると考えられていますが、このアポクリン腺は人間誰にでもあるものです。匂いがする人はこのアポクリン腺が他の人と比べて、ほんの少しか或いはかなり多いことが原因になっています。

 手術を希望される人が来院されて、一番最初に驚かれることが多いのは「片ワキずつ」の手術という説明を聞いてです。後ほど詳細に手術の流れについて説明はしますが、術後の数日間を安静に過ごせるなら一度に手術をすることも可能です。しかし、安全を重視し良好な経過を得るための最善策はやはり片ワキずつの手術となります。

 手術は前述した皮膚の裏側にあるアポクリン腺を実際に目で見ながら少しずつ除去していくことで行います。術者の目で見て、実際に触れて、少しずつ丁寧に摘み取っていきますので時間は60分程度を要するのが普通ですがアポクリン腺の極端に多い人の場合では更にもう少しの時間を要することになります。これが剪除法(せんじょ法)と呼ばれる術式です。





(写真左)ワキの中央部分に切開線を入れたところ

また、他の術式では吸引法や超音波法の名前もよく聞きます。しかしこれらの術式ではやはり目で確認を行わずにアポクリン腺の除去を行う訳ですから不完全な部分があると1年程度で再発してしまい、匂いが気になることが多々ある訳です。吸引法や超音波法で施術を受けられた方が「まだ匂いが気になる!」と訴えて来院されることが未だに多いのはこのためです。何度も中途半端なことをするなら一度で済ましてしまう事が賢明だと当院では考えます。

(写真右)皮膚の裏に付いたアポクリン腺を切り取っているところ

 術後にはドレーンと呼ばれる小さくて柔らかいストローのようなものをワキの傷口に挿入します。そうしておくと傷口に血が溜まらずに創部の治癒を促進します。ドレーンからは血液がでてきますので、それを受け取ってやる(吸い取ってやる)ものが必要となります。みかん程度の大きさにガーゼをボール状に丸めドレーンにあてがってやるのです。また、皮膚がかなり薄くなっていますのでそのガーゼごと包帯で圧迫してやることになりますが、そうすると上腕がしばらく動かしにくい状態が続きます。両ワキを一度に手術すると手が使いにくく、顔を洗ったり服の着替えがスムーズに出来なくなることになるのです。また、仮に転んでしまった場合、両手で体を支えてしまうことになるでしょうが傷口には非常にダメージを与えてしまうことになります。これらの事から手術は「片ワキずつ」とするのが理想なのです。
 傷についてはワキにあるシワに並行に切開を行い、形成外科的手技でもって丁寧に縫合されますから非常に細い線となり、ほとんど気になる事はありません。但し、傷が判らなくなるまでには約半年を要します。術後の患者さん自身のケアの怠りで傷が目立ってしまった場合でもケースに応じて傷痕の修正手術も可能です。(他院手術の傷痕の修正についてもご相談下さい。)
 Copyright 2001-2009 Fukuyama TS Clinic All Rights Reserved.